いつか天魔の黒ウサギ完結

約5年、全13巻でついに完結となりました「いつか天魔の黒ウサギ」。

アニメではフケがどうだとか酷評されたこの作品ですが、原作は面白かったですよ?

アニメは色々と端折りすぎて、原作知らない人置いてきぼりにしたのがまずかったんだよ(^^;;

 

で、世界崩壊を目前とした最終刊。

それを回避するために月光が取った手段は・・・

 元々、ヒメアとクロガネタイトが使おうとしていた<<幸福>>の魔法。

これで世界そのものは延命出来るけど、

世界を元に戻すには<<預言>>を作らなければならない。

しかし、それは<<天魔>>にしか使えない魔法なので、

2人には世界を元に戻すことが出来ない。

 

ならばと、月光が取った手段は、ヒメアも大兎も月光が取り込んで、

その月光が<<幸福>>の魔法を使い、いずれ<<預言>>によって世界を元に戻すという方法。

ただしこ場合、月光は世界に一人残されることになり、

永遠の孤独を味わうこととなるため、いつ壊れてもおかしくはない。

 案の定、壊れかけた精神でラミエルリリスを作り出す月光。

・・・ってあれ?

はい、ここでループ入りましたーw

まさか、ラミエルリリスの生みの親が月光だったとは(^^;;

で、そのラミエルリリスが自殺するために世界を崩壊に導いて以下エンドレス。

まあ、最後はもちろんこのループから抜け出して、無事ハッピーエンドとなったわけですが、

結局主役は月光だったよね!w

主役だと思っていた大兎は、途中からクロガネタイトになって敵に回っちゃったし(^^;;

そして、ヒロインはヒロインで、

ヒメアはクロガネタイトに取り込まれちゃったし、

遥は最後まで不遇だったし、

美雷は・・・ヒロインと言うにはちょっと・・・(^^;;

結論。

月光が主役ならヒロインとかいらなかったんだ!w

 

ともあれ、鏡貴也さんにとっては初のシリーズ完結ということでお疲れ様でした!