今回のスペシャルワンマッチは
前回に引き続き、MR部がシングルで先輩達に挑戦。
前回が茉理だったので、今回は涼の出番。
そして相手は「最弱芸」で有名な鈴木。
果たして、まともな試合になるのだろうか?
試合前、若干の不安を隠せない涼。
というのも、涼がFWWWに入団する以前から
「最弱芸」をウリにしていた鈴木。
そんな彼女の本気がいかほどのものなのか
全く想像がつかないため。
とはいえ、その技術の高さは誰もが認めるところで
5年近く前に
「生卵すら割れないドロップキック」
について語っていたことがありましたが
そのドロップキックを実際に受けてみると
ほとんど衝撃がないのだとか。
しかし、動画で確認するとちゃんと蹴っているように見えるどころか
思い切り蹴ったのにはじき返されているように見えるんだとか。
もちろん、それは鈴木の「最弱」を際立たせるためのテクニックであって
これを試合に使われたからといってどうということはありません。
が、それだけ高い技術を持っている鈴木が
自らの勝利のために様々な手を駆使してくるとしたら・・・
そう考えるとやはり安心は出来ないようで。
更に、安心出来ない要素がもう一つ。
今回の会場のあちこちに
「今日の鈴木はひと味違う」
と書かれたポスターが貼られているのを見て
会社も鈴木の方に期待しているのだと判断。
しかし、こっちの点に関しては涼の勘違いで
実はそのポスター、鈴木のお手製だったりw
まあ、自らそんなポスターを用意して
あちこちに貼っていることから
いつもとは違って十分にやる気を感じることは出来ますが。
そしてそのポスター、なんと100枚も用意してたとか。
その半分の50枚、貼る作業を手伝った茉理は本当にお疲れ様ですw
ただ今回のこれは、会社とは関係ない
鈴木個人の都合でしかないので普段なら断ってたとか。
なのに今回わざわざ手伝ってくれたのは
茉理も、本気になった鈴木の実力に興味があったから。
鈴木の「最弱芸」は徹底していて
スパーリングですら本気を出してくれないため
今回本気を出すというこの試合、非常に貴重な機会なのです。
対戦相手である涼の実力は十分把握しているため
その涼を物差し代わりに鈴木の実力を計りたいとのこと。
ポスター貼りを鈴木1人で100枚行ったら
疲れて本気が出せなかったとかホント言いそうですもんね。
しかし、そんな言い訳をしようものなら
一生軽蔑すると完全に逃げ道が塞がれた鈴木。
ついに彼女の真価が問われますw
そして試合の方はというと
宣言通りに本気を出した鈴木が涼を圧倒。
ほぼ7-0のワンサイド展開に。
涼も時々反撃して6-1にはするんですが
それも長くは続かずに結局7-0決着。
リトルデビル鈴木 0-3 | ||
× 雪女、鈴木組 VS 円陣、ルーシア組[ワンマッチ] | 後日談 | |
× マナコ・鈴木組VS兎澤・太堂組 | 後日談 | 後日談2 |
× 山崎&ヘカトン&鈴木VS赤ずきん&姫麻呂&森住 |
これまで全敗だった鈴木がついに初勝利を挙げました!
といっても、キャリアから考えれば勝って当然の相手なので
「後輩に仕掛けた大人げない先輩」という評価のままなんでしょうけどねw
でもそれはストーリー中のこと。
ゲーム的には、まごうことなき初白星ですからね。
これを機に、今後は「本気の鈴木」も
時には見せる方向で活動してくれればなーと。
ほら、今ではセヴンスター王者の伏久だって
かつては「2年に一度しか本気出せない」とか言ってたのが
今では大活躍ですからねw
鈴木だってもしかしたら・・・?