「RISING BATTLE ROAD」7試合目はセヴンスター選手権試合。
満期返上まであと1勝、というところだった円丈を
見事食い止めた伏久ですが
その伏久が次の挑戦者として指名したのが・・・メアリ・ノートン!
かつて、ヤンドラ杯準決勝で記憶に残る名勝負を繰り広げた両者。
あの熱い戦いが、今度はセヴンスターでまた見られるのでしょうか?
実のところ、メアリはセヴンスターに出ることに躊躇していたのだとか。
円丈 VS 伏久戦の際、コメンテーターがざくろだったことからもわかりますが
この時点ではまだメアリは
タッグベルトにターゲットを絞っていたので
タッグとセヴンスター、両方狙うのはさすがにどうかと思っていたようで。
結果としては、タッグベルトを獲ることは出来なかったんですが
それならセヴンスターの方を・・・とはなかなか言い出しにくいもの。
そんな時に伏久からの挑戦者指名があったわけです。
悪(役)に挑まれて背を向けるわけにはいかないという
大義名分も得て、こうして挑戦者として名乗り出ることに。
そうと決めたらもう迷いはありません。
ボクたちの世代の戦いを
7年目までの輝きを見せてやろうと意気込みを見せつつ、いざ出陣!
メアリから感謝されるとは思っていなかった伏久ですが
これはあくまでも個人的なこだわりだからと言います。
そのこだわりとはもちろん
ヤンドラ杯でメアリに負けた一件なんですが
あの頃と比べると、伏久もずいぶんと変わりました。
まあ・・・それが良い意味なのかは判断が難しいところですが。
それはさておき、正直なところ
メアリとの対戦を避けていれば
伏久としては楽が出来たはずなんです。
しかし、それをしてしまったら
今後、モヤモヤを背負ったままレスラー人生を歩むことに。
それはさすがにゴメンだということで
メアリと向き合うことにしたのだとか。
更には、メアリが言った「7年目までの輝き」についても触れてきます。
輝き→金色→金箔
とでも連想したのか
以前、山口と一緒に金ぴかになる約束をしていた件を持ち出します。
実はその件、肌に合う金箔を山口が探しているとのことで
伏久としては、永遠に見つからなければいいのにと思ってたようなんですが
メアリに勝てたなら、金色に輝くのも悪くないなんて発言を。
絶対後から後悔しそうですけどね!w
コメンテーターは、メアリと同じく
セヴンスターに参戦することを決めた千鶴。
ですが、立場上どうしてもメアリを贔屓してしまうので
ここでは伏久についてのみコメントすると言い出し
その伏久を絶賛します。
まずはタッグについて。
千鶴もメアリも、このキャリアでタッグのベルトを巻いているわけですが
それは、シングルでベルトを巻いたことのあるパートナーがいてこそ。
どちらのタッグも、対等な関係でいようとしてはいるでしょうが
キャリア的にはやはり上下関係ははっきりしているわけです。
それにひきかえ、伏久とざくろの「暗黒果実」は
キャリア的にも上下関係のない同期タッグ。
それでありながら
今ではトップチームの1つに数えられているわけですもんね。
千鶴が絶賛する気持ちもわかります。
そしてシングルの方では
ヤンドラ杯でメアリと熱戦を繰り広げたこと、
セヴンスターで勢いに乗っていた円丈を止めたことをもちろん挙げますが
それよりも
今回、挑戦者にメアリを指名したことを何よりも絶賛。
「男気を感じます」とまで言うほど。
ヤンドラ杯での戦いでは
メアリが伏久に対して「宿命のライバル」宣言をしたんですが
今回、伏久がそれに応えたようにも見えるもんだから
たまりませんよね!
ちなみに・・・
これまでの7連戦、ワンマッチでの戦績は
この試合前の時点で両者ともに11勝5敗。
全く同じなんですよね。
こんなところからも、運命的なものを感じずにはいられないというか
試合前から興奮が収まらないわけですが
先制したのは伏久の方でした。
しかし、4時間あたりでメアリが逆転し
それを更に11時間あたりで伏久がひっくり返すという
一進一退の攻防。
トータルptの方も、2/3経過あたりまでは
ゆったりとした変動で大きな差はなかったのですが
その2/3を過ぎたあたりからptが大きく動きます。
メアリのラッシュによって
そこからの数時間で一気に1400万差に。
普通なら、これで勝負が決してもおかしくないところなんですが
ここから伏久もお返しとばかりにたたみかけていきます。
そして、試合終了まで1時間を切った頃には
その差はわずかなものに。
この時、PF別では伏久が3つ、メアリが2つという状態だったので
pt次第ではどちらにも勝利の可能性が。
やはり、今回も熱い戦いとなったわけですが
そんな熱戦を制したのは・・・!
カース伏久!!
トータルptで逆転したのは、なんと残り10分!
土壇場での大逆転でした。
しかもこれ、ヤンドラ杯の時に
メアリが伏久相手に大逆転したのと
ほぼ同じシチュエーションじゃないですか。
もうね、この2人の試合ドラマチックすぎません?w
こうなると、どんな試合展開だったのかとか
試合後のパフォーマンスとか
何やってくれるのか本当に楽しみですよこれ。
ともあれ、セヴンスターは伏久が見事防衛!
これで次は千鶴を相手にすることとなりました。
ヤンドラ杯では実現することのなかったこのカード、
これもまた楽しみな一戦ですよね。