【リングドリーム】ヒーローからヒロインへ

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対ローズ・ロゼ戦を間近に控えたライオット。

その特訓のためにとやってきたのが、

井上さんと神崎がやりあったという、例の「特訓の穴場」。

まあ、穴場という割には

雪女が溜め込んでた気持ちを吐き出すために訪れていたり

麗が特訓に利用しようとして山で迷ったりと

なにげにちょこちょこ出てきますがw

 

自然に囲まれたこの場所で、故郷のカナダを思い出すメアリ。

とはいっても、いい思い出はないのでホームシックになる、

なんてことは全くないのですが。

それでも、日本に来てからもう7年目に入るわけで

時の流れの早さを感じずにはいられない2人。

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そう、「2人」というからには

実はソニック、デビュー当時のメアリの事をしっかりと覚えていました。

もっともその理由は

はしゃぎながら跳びはねて、

先輩の身体をペシペシ叩いてくる新人だったからなんですがw

普通の新人は、緊張した顔で直立不動ですからね。

体育会系の礼儀作法については少しずつ教えていこうということで

それ以降に叩き込まれたのだとか。

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そして、その当時はまだ男の子っぽかったけれど

今ではすっかり女の子っぽくなりました。

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そんな、身体的な変化も理由の一つだったのでしょうが

いつからかメアリは目指すものが

「ヒーロー」から「ヒロイン」に変わっていました。

女の子は守られる側で、守るのは男側。

メアリも、最初は守られる女の子になりたかった。

でも・・・

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メアリにとってのヒーローは、いつまで経っても現れなかった。

だから、自分がヒーローになろうと思った。

それが、ヒーローを目指したきっかけ。

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しかし、その考えは日本に来て大きく変化します。

まわりで活躍する女性をたくさん見たから。

ヒロインが活躍あする作品をたくさん見たから。

そしてメアリは・・・ヒロインを目指すように。

 

でも実は、かつてヒーローに憧れていた頃にも

1人だけ憧れるヒロインがいました。

それは・・・ソニックキャット。

ディアナを助けて日本に連れてきた話は有名だったので

「ボクもここから連れ出してくれないかな」

なんて妄想をしていたのだとか。

 

もちろん、それが現実となることはありませんでした。

そんな話を聞いて、申し訳ない気持ちになるソニックですが

ソニックが謝るような事じゃないのはメアリもわかってます。

でも、現実にならなかったからこそ

紆余曲折の末、メアリはヒロインを目指すようになったのだから。

 

長年ヒロインとして君臨するソニックキャットと

今まさにヒロインにならんとしているメアリ・ノートン

そんな2人の

ライオットの決戦の時はまもなく・・・