オフの日だというのに、珍しく会場に顔を出す菊池。
そこを山口に捕まって、先日の友野戦について話すこととなるわけですが・・・
ルシフェルや友野を見て、
下もしっかり育っている事を感じた菊池。
そこで、他の面子の成長についても気になったのだと。
実際のところ、菊池は党首といっても下の面倒はほとんど見ていません。
そこは山口、南城、豪徳寺あたりがまとめているわけですが
友野やルシフェルを後継者として育てるために
自分からも色々と仕込んだ方がいいのでは?
などと考えるように。
なったわけですが
山口からバッサリと「人を育てるのが下手」と言い切られますw
まあ・・・ね?(遠い目をしながら
山口が言うには、
「強さ」で君臨するタイプなのだからそれを貫けば良いと。
高い壁としてそびえてくれていればいいと。
そして、そんな高い壁を乗り越える人間が現れるのを待っていてくれればいいと。
結局、そんなブレた行動取ってないで
次の大会で滝沢からベルトを奪うことだけ考えてろと
山口から言い切られて、菊池も納得することに。
ただ、凶獣の下の連中の成長、という意味では
ユーリの問題は未だ解決しておらず
それこそ菊池が知ったらブチ切れること間違い無しの案件。
仲間思いの凶獣とはいえ、
動かない人間まで救済しようとするような慈善事業じゃあないし、
この件の原因でもある野々村が
当分は日本にいるというのだからそろそろ何らかの答えを出せと。
野々村を見かえしてやりたいのか?
それとも、関わるのをもうやめるのか?
その答えは・・・見かえしたい、でも関わらないというもの。
厳密には、関わる資格がないのだと。
当時の事を野々村が謝ってくれるのか、
そうでなくても未だに燻っているユーリを叱咤してくれるのか、
何らかの形で野々村と関わると思っていたユーリ。
しかし、現実はそのどちらでもなく
野々村の視界にはもうユーリの姿は映っていなかった・・・。
それに気がついたユーリ、当然野々村のことを怨もうと思ったのだけれど
女神杯一回戦で彼女の試合を見て、それは出来ないと悟った。
この3年間、あがきにあがいて女神杯一回戦を勝ち抜けるまでに復活した野々村。
一方、ただ組まれるままに試合をするだけで
前に進もうとすらしていなかったユーリ。
そんな自分が怨み言など言っても、
所詮負け犬の遠吠えにすぎず、そんなのは惨めだと。
だから、今は彼女には関わらず
自分の力で先へと進み
そして、いつかは振り向かせたいと、
ようやくユーリなりの答えが導き出されました。
ただまあ、その結論に至るまでに3年を棒に振ったわけですからね。
山口が遅すぎるというのももっともだし
その止まっていた時間を取り戻すのは並大抵の努力では足りないでしょう。
それについては、手を貸せるところは貸すと言ってくれる山口ですが
まずは旅に出るつもりだというユーリ。
つまりはこういうことですね!(もうよせw
そんな冗談はともかく、これでようやく前に進むこととなったユーリですが
再び野々村と絡む日はやってくるのでしょうか?