女神杯二回戦を含めた10連戦イベント
「LOCK-UP OVERFLOW 2nd ROUND」がやってまいりました。
今回も、最初と最後の試合だけは女神杯とは関係なく
残り8試合が女神杯という構成に。
そして、その1試合目は東女での新人デビュー戦。
卯月メイ VS 潤井ヘルトルーデです。
世間の話題という意味では、メイが圧倒的なんでしょうが・・・。
潤井にとっても今日がデビュー戦になるのですが
世間の目はどうしてもメイの方に。
「あの」スペシャル小原の姪がデビュー!
となれば、姪の方はどんなレスラーなんだろうか?
と気になるのは致し方ないところ。
なんですが、そんなのは関係ないとバッサリ。
もちろん潤井も、最初は「小原さんの姪」として意識していた部分もあったんですが
一緒に練習している内にそういうのは気にならなくなっていき
「卯月メイ」という一人の人間なんだと思うように。
だから、この試合は小原さんの姪のデビュー戦ではなく
あくまでも卯月メイと潤井ヘルトルーデの試合なんだということを強調。
そんな潤井の言葉に思わず涙ぐむメイ。
えり子達がマスコミ対策してたくらいですからね。
メイ自身も、色々と思うところはあったでしょう。
なので、メイ個人を見てくれている潤井の言葉に素直に喜ぶのですが
それでも、完全に無関係というのはさすがに通らないというメイ。
なぜなら、叔母に影響を受けているのは紛れもない事実だから。
叔母を目指して頑張ってきたのだから。
そして、自分がだらしないことをすれば
叔母にもそういう目が向けられることも自覚しているから。
叔母にそんな目を向けさせないよう、
無様な試合など出来ないと覚悟することが自分を強くするのだと。
果たして、そんなメイの思う通りに
実力を発揮することが出来るのか?
コメンテーターは、飯田の後継者候補?の紅葉。
潤井とメイの言い分については
「どっちも正しい」ということでそれ以上は特に掘り下げず。
気になるのはやはり、二人がどのようなタイプのレスラーなのか?
一つ上の先輩である八神、月城が
危機感を持っていたのは既に承知していましたが
入門時点で基礎がわりと出来ていたメイ。
新人とは思えないほどのスタミナを誇る彼女、
派手な技や動きといったものは見事にガン無視し
とにかく基礎。ひたすら基礎。
妖精さん、基礎が大事だよね!
受け身ひとつをとっても納得できるまで延々とやりたがる彼女、
本番でもおそらくクラシカルな
いかにも「レスリング」という感じの試合をするだろうと。
対して潤井の方はどうかというと
実は、サラブレッドという意味ではこちらの方が上じゃないかと。
スタミナ面では普通の新人とかわらないけれども
元格闘家である父から仕込まれた彼女。
相手を仕留める力に関しては秀でたものがあると。
しかし、普段はルチャっぽい軽快な動きをするため
メイからすれば、そのスタイルの変化について行けるかが鍵となりそう。
ただし、前述の通りスタミナ面ではメイの方がはるかに上であるため
潤井からすれば、いかに短期決戦で仕留めるかの勝負に。
そんな両者の戦い、序盤は下馬評通り?メイが押していきます。
7-0の時間帯はさすがに少なかったものの
結構な時間6-1だったので、このまま最後まで・・・と思いきや
試合の2/3を過ぎた辺りから潤井が反撃開始。
これが格闘技スタイルへの変化なのか?
と思わせるほどの突如の猛攻で逆に7-0まで持って行きますが
新人らしからぬスタミナを誇るといわれていただけあって
潤井の猛攻を耐えきっての再反撃。
勝負は五分五分。どっちが勝ってもおかしくはありません。
そんな勝負を制したのは・・・
4-3で潤井勝利!
PFごとの星数では、3-2とメイが上回っていたんですが
トータルptで上回ることが出来、初勝利をものにしました。
それにしてもまあ・・・メイと同期だなんて大変よねー
などと最初は思っていたものですが、潤井もなかなかどうして。
メイに負けず劣らずのものを見せてくれたんじゃないでしょうか。
どちらも今後の成長が本当に楽しみですね。