珍しくテンションの低い滝沢。
ソニックは夏バテかと心配するわけですが、そういうわけではなく
弟子からの応援に何やら思うところがあるようで。
もちろん、弟子達の応援は嬉しいし
信頼にも応えたいと思っているけれど
そう。
大会に向けての抱負では、「滝沢組同士の対決」と語ったわけですが
結果は片倉、一箭共に敗北。
もちろん、女神杯に出場出来ただけでも
2人の努力とその成果は認めるところ。
他の若い連中が勝ち上がっているだけに
「比較するような言い方は良くないが」と言いつつも
どうしても比べてしまうようで。
特にルシフェルなんかはディアナを倒しての進出ですからね。
ソニックが「憎いあんちくしょうだけど、やりよるな」というのもわかります。
弟子達とこの女神杯で戦いたかった滝沢としては
彼女らの敗北を責めるつもりはありません。
ただ・・・
なんでも「よくやった」で済ませていいのか?
そろそろトップにからんでいいレスラーとしてはどうなのか?
負けたからといって、私の応援をしている暇などあるのか?
そんな事を思い悩んでしまったというわけで。
この世界、結果が全てですからね。
「お前はよく頑張った」だけではダメなのはわかります。
ただ、努力を認めてもらえないのもそれはそれで辛いので
その辺りのバランスですよねー・・・。
そんな思い悩んでいた滝沢。
参考までにソニックの教育方針を聴いてみるんですが
しっかりと指導するのは新人や若手の頃くらいで
あとは放任主義なんだそうな。
ソニック曰く、大事なのは「困ってる時に救いの手をのばすこと」。
それ以外の場面では、自分の意思で動いてもらわないと
「上の命令待ち人間」になってしまうから、と。
なるほどと、ソニックの言い分にも理解を示す滝沢。
だからこそ、今は叱るべき時なのか
それとも信じて見守る時なのか
なおさら悩んでしまう結果に。
そんな、弟子達のことで悩みが尽きない滝沢ですが
滝沢自身は、あと1つ勝ち上がればソニックとの同期対決。
滝沢らしからぬ軽口が出てしまったのは
それだけ同期との初のタイトルマッチを望んでいる故?
しかし、ソニックが負けた場合の話をすることで
滝沢としては水を差される形に。
もちろん、ソニックだって簡単に負けるつもりはないけれど
身内がいつ自身を追い越していくのか、
それを考えるのは楽しみなんだと。
滝沢としても、石狩に置き換えてみれば
なるほどソニックの言いたい事は理解します。
でも、それでも
滝沢泉にとって重要な相手は
思い入れがあるのは、同期であるソニックキャットなんだと。
結城みかと、無差別のベルトを争いたいんだと。
滝沢らしからぬ熱いラブコール。
そうまで言われては、ソニックも応えないわけにはいきません。
二人で絶対にベルトを争おうと約束。
ただまあ、勝負に絶対はないですからね。
滝沢、ソニック両方が勝ち上がらなければ、
この約束は実現しないのですから。
それでも、滝沢は「まかせておけ」と。
今回、本当に珍しい組長の一面を見せてもらったわけですが
やっぱりその自覚はあったんですねw
まあ、オフレコの時くらいは・・・ね?