一度目の入団テスト挑戦は、友人達全員で受けて
最終選考まで行ったものの全員不合格。
その後、先輩であるエリスから太堂に話を付けてもらい
友人達の中で唯一受験が危ぶまれていたメイちゃんも
無事高校入学が決まったようで、
4月か5月にあるという東女の入団テストに再度挑戦する予定。
しかし、東女に入ろうというのであれば
自分くらい倒せるようにならなきゃ駄目だと
己虎からはダメ出しが。
実際、己虎とのスパーでは5本に1本取れるかどうか。
しかし、小原さんはそんなことはないと否定してくれます。
高校柔道では県3位と、
この世界でやっていく人間が実績として誇るには微妙な成績。
しかし、小原さんはそんな己虎の勝負度胸に将来性を見出して
直接スカウトをしたわけで。
そもそも、己虎は白木を差し置いて入るはずだった人材で
その白木だって、東女の同世代相手に一歩も引けを取らないどころか
その活躍が認められて昨年は新人賞を取ったのだとか。
そんな白木よりも才能では上だとみられている己虎から
中学生が1本でも取れるのは大したもんだと、メイちゃんの力を評価。
そして、思わぬ形で持ち上げられた己虎も
小原さんにそこまで言われるくらいなら
東女の入団試験でも受かっていたのでは?なんて考えを抱くほど。
もちろん、東女には東女の採用基準があるから絶対とはいえないし
聞いた己虎も、だからといって今更東女に鞍替えする気などないわけですが。
ただ、小原さんの
「うちは小さい団体だが
誰でもいれようとか、そんな事考えるかよ」
という言葉に、表情が緩むのを抑えきれないようでw
そして、己虎の才能を信じる人がここにも。
「己虎の予備」というコンプレックスを抱え込んでいた白木。
しかし、そんな抱え込んでいた思いを
己虎のデビュー戦で、直接本人にぶつけられることに。
もちろん、白木は己虎の存在を気にする必要などないほどに
昨年は大活躍しました。
でも、白木も自らの身体で確かめたいのでしょう。
自分よりも上と評価された己虎の力がいかほどなのか。
そしてついに腹をくくった己虎。
全身全霊をもって白木をぶっ飛ばすと宣言!
もうね、今回の己虎は表情がホント豊かで良いですね。
最後の表情や、メイちゃん相手に舌を出す表情とか
いかにもヒール向けな表情じゃないですか。
多摩女には現在、ヒールキャラが見当たらないようなので
こっちの方向に進むのも悪く無いんじゃないかなーと個人的には。