新春時代劇「信長燃ゆ」

正月2日は例年通り新春時代劇を見ていたわけですが、

かつては12時間やってたのがついに3時間になってしまいましたよ・・・。

もう普通の特番と大差ないじゃん。

っていうか、「新春ワイド時代劇」だったのが

「新春時代劇」になってますしね。

 

で、今年の新春時代劇は「信長燃ゆ」。

信長が主役ということでさぞ派手な展開になるだろうと思いきや、

蓋を開けてみれば朝廷とのかけひき合戦。

特に、近衛前久とのかけひきが主となるんですが

前久役が寺尾聰さんだけあって

どうしても家康にしか見えないのよね(^^;;

そういう意味では、信長役の東山紀之さんも

昨年の大河で桂小五郎を演じてるんですが

こっちはその時のイメージが全くないのよね。

それがいいのか悪いのかは何とも言えないですが・・・(^^;;

まあ、個人的には信長のイメージって未だに渡哲也なのよね。

 

で、話を戻しますが、今回の筋書きはいわゆる朝廷陰謀説。

本能寺の変によって信長を亡き者にしたのは、

近衛前久が裏で動いたから、という内容で

誠仁親王の妻である勧修寺晴子が信長と通じていると誠仁親王に告げ口し
 信長を討てと勅命を出させる

・接待役の光秀の献立に駄目出しした結果、
 領地召し上げとなった光秀に謀反をそそのかす

 

・・・あれ?やっぱこの寺尾さん、家康じゃね?(^^;;

まあ、フィクションとして見ればそれなりに楽しめたわけですが、

信長が死ぬ前に中国大返ししようとしてるサルには正直違和感がw

大河「軍師官兵衛」では官兵衛にそそのかされて天下取りを決意してたけど、

今回は自ら決意、しかも信長まだ死んでないのに、ですからねぇ。

 

それよりも、一番残念だったのは、合戦シーンがほとんどなかったことですかね。

予算削減ということでたった3時間になったんでしょうけど、

その中身も予算削られまくりではさすがに・・・。