ロード・エルメロイII世の事件簿1 case.剥離城アドラ

 Fate/Zeroにて唯一生還した魔術師、ウェイバー・ベルベット

後にロード・エルメロイII世として時計塔で名を馳せる事は

Fateファンなら皆さんご存じのことでしょうが、

そんなロード・エルメロイII世が主役の話が登場!

 

亡くなったゲリュオン・アッシュボーンの遺言により

剥離城アドラ呼ばれることとなったエルメロイII世とその弟子グレイ。

そこには同じようにして呼ばれた魔術師達が。

師父殺しの占星術師フリューガー、

教会の修道士から魔術師に戻った経歴を持つハイネ・イスタリ、

そしてその妹ロザリンド・イスタリ、

蝶魔術の重鎮オルロック・シザームンド、

山伏の時任次郎坊清玄、

そして・・・ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト。

 

時計塔法政科の化野菱理によって公開された遺言の内容とは

・天使の名を問う

・問われて答えられなかったものには、すべからく天使を剥ぎ取られる

・私の天使をつかまえたものを、遺産の相続者とする

 

 ゲリュオン・アッシュボーンは、魔術刻印の修復師としても知られていたため

そちら目当てでやってきたのがハイネ、オルロック、そしてエルメロイII世。

アッシュボーンの謎を最初に解いた者が遺産を相続することが出来る・・・

そんな話の流れだったところに第一の犠牲者が。

 

といった感じで、ミステリっぽい内容といえばいいんですかね。

Fate本編やZeroのような派手な展開はほとんどありません。

が、一応イスカンダルの話がチラッと出てきたり、

アーサー王の話も出てきたりします。

っていうか、アーサー王の話ついては今後も絡んできそうな感じ?

しかし・・・聖剣じゃなくて××ですか(^^;;

 

ミステリもののネタバレとかしちゃいけないと思うので

今回は先の内容とか書きませんけど、

派手な展開がほとんどなくても気にならないならオススメしたいかと。

ウェイバー君の成長した姿、是非ご覧ください!

 

虚淵「ウェイバーはワシが育てた」

あとがきにそんな事が書いてあって思わず吹きましたw

そりゃ確かにそうだけどさ!w