異世界編の後半となる9巻です。
でも、元々召喚されたところも異世界なわけでw
「召喚された異世界とはまた別の異世界」編?
うん、長ったらしいから異世界編でいいやw
で、今回は本の眷属器の勇者、キョウとの第2ラウンド。
こちらの世界にやってきた際にも
罠にはめて無限迷宮に飛ばすとか卑怯な真似をしてたけど
キョウの仲間(と本人は思っていた)ヨモギに爆発する仕掛けつきの武器を持たせてナオフミ達に仕向けたり、
ナオフミ達を倒せば仲間を蘇らせてやると騙し、半獣半人のような姿に改造したり、
鏡の眷属器の勇者を殺した上でホムンクルスとして復活させ、意のままに操ったりと
本当に見事なまでのクズ人間っぷりを披露してくれます。
ここまでやりたい放題だと、この後出てくるアイツがかすんでしまいそうなんですがw
しかし、クズはクズでもただのクズではありません。
聖武器の勇者2人と眷属器の勇者3人を相手にしても一向に怯まないキョウ。
まずは以前にも使ってきた重力攻撃、
それをなんとかしても、今度は各ステータスに比例してダメージを与える攻撃。
これで一度は瓦解しかけるも、唯一ダメージを受けない人が。
そう、盾の勇者ナオフミ・・・ではなく、リーシア。
そういえば、彼女のステータスって壊滅的だったのよねw
まさにこの時のために連れてきていたんじゃないかというくらい
キョウに取っては最悪の相性。
それでもキョウは諦めず、今度は自ら波を発生。
これにより、勇者達は波の方に強制的に飛ばされ、
無理矢理とどめられたナオフミ達だけで戦わねばならないことに。
この後更に、空間圧縮拘束スキルやら
カースシリーズに該当すると思われる「黙示録」やら
ホントにこの後出てくるあの敵さんかすんじゃうんですが・・・。
どんだけ攻撃パターンあんのよ、と(^^;;
まあ、最後にはアイアンメイデンから
オストの力を借りてのエネルギーブラストでなんとか倒すわけですが。
やはり、ここまでのクズっぷりを見せてくれたキョウには
アイアンメイデンはなんとしても喰らわせて欲しかったので。
でもそれをあえてとどめとはせず、
オストを絡ませてくれた辺りはニクイ演出ですね。
さて、これで次からはまた「元の異世界」での話になるはずですが、
どうやら村の再建話っぽい?
気になるところとしては、
霊亀戦ではキョウに捕まっていた三勇者がどうなっているかですねw