ジャンプSQで前後編で掲載していた、志々雄真実主役の話が単行本化!
舞台は東京 新吉原。
由美がまだ花魁だったときの話。
ここで志々雄と出会うわけですが、
そもそも由美が遊女になる羽目となった原因が志々雄だったというのはw
そんな由美を身受けしてくれるという明治政府の軍人が登場。
1週間後、由美が留守の時に迎えに来るわけですが、
そこで妹分の華火が偶然見てしまったのが、戦艦「煉獄」の絵。
そのため、口封じにと始末される華火。
更には禿2人が拉致されたため、由美は志々雄に助けを求めるが・・・
といった感じのおはなし。
で、実はこの話、マンガだけでなく小説も収録されています。
同じ話を方治視点で書かれた内容になってるんですが、
・・・方治が格好良いだと?
マンガでは描き切れなかった方治と華火のやりとりが
小説では細かく書かれていたりして何ともやりきれない気分に・・・。
っていうか、華火の扱いがめっちゃ良くなってるんですがw
ああ、扱いといえば、軍人集団のトップ、一ヶ瀬鮫男の扱いは
どっちでもひどいですねw
小説では妄想癖ひどいし、マンガでは
想像模擬戦なんてわけわからんことするしw
あとは、小説の方で、煉獄の絵を描いたのが実は月岡津南だったという補完が。
この時に煉獄を見て、今の爆弾では明治政府(戦艦)を倒せないと思った津南が
後に本編にて改良した炸裂弾を左之助に渡し、
その炸裂弾によって煉獄が沈められるというのはなかなか面白いですよね。