「黒の魔王II アルザス防衛戦」を読了。
1巻出た時にはまだブログ書いてなかったので紹介するのは初めてですが、
私がよく読んでる「異世界召喚モノ」の一つです。
ただ、それらによくあるチート主人公ではないんですよね。
魔法の存在する世界に召喚されたって、普通使えるわけないじゃん?
じゃあ、どうやって使えるようになったかというと
組織に改造されましたw
しかも死ぬような思いして(^^;;
チート主人公モノも嫌いじゃないから結構な数読んでるわけだけど、
この時点からこの作品はなんか違うなと思った次第で。
あと、この作品
仲間がどんどん死にます。
メチャクチャ死にます。
しかも、格好良い死に方とかではなく、虫が殺されるかの如くあっさりと。プチッと。
そういうのが苦手な人にはお勧め出来ないけど、私はこういうのむしろ好きなんで。
で、とどめ。
ヒロインがヤンデレだったww
ロリで妖精でヤンデレとかあんたマジすげえな!と本気で思ったわww
そんな感じの作品なんですが、
発売元が悪名高い林檎プロモーション(フリーダムノベル)ということもあり
正直2巻がちゃんと発売されたことにまず驚きましたw
で、その2巻はというと、原作でいうと
「第6章:スパーダへ」
「第7章:迎撃準備」
「第8章:アルザス防衛戦」の途中までが収録。
今までは、クロノとヤンデレ妖精リリィの2人パーティーだったけど、
そこに腹ぺこ魔女のフィオナが加わり、「エレメントマスター」の面子がようやく揃います。
まあ、フィオナのフラグ建築はまだ先ですけどねw
アルザス村に立てこもっての十字軍との戦い、
その第一幕が今回のメインとなるわけですが、原作とは結構変わってます。
リリィVS天馬騎士ではライフドレインは使わないわ、心理攻撃も行わないわで、
かなりマイルドに変更?
そして、敵側の指揮官である司祭ノールズがやたら武闘派にw
まあ、これはクロノと戦うことでクロノの活躍の場が増やしたかったのかなと。
先にも書いた通り、フリーダムノベルは色々と問題のある所として有名で、
編集作業や締め切り設定まで全部自分でやらなきゃいけないそうな。
「自由に出来る」という言い回しをしてるけどそれは違うでしょうと(^^;;
なので、この作品についてもこの先ちゃんと続くのか不安で仕方ありません。
一応、「完結まで書かないといけない」という契約もあるようだけど、
「俺達の戦いはまだこれからだ!」みたいなのも一応完結だよね?
特に今回、
なんたって俺の名前は―――――黒の魔王、だからな
なんて終わり方をしてるので、見ようによっては・・・ねぇ(^^;;
出版社選択を誤ってしまったとはいえ、なんだかんだでこの作品は好きなので、
頑張って続きを出してもらいたいものです。